あせもとは?
汗が皮膚の汗腺に残り続けることで発症する皮疹です。
あせも自体は炎症ではありませんが、その他の湿疹を同時に起すことが多くなります。
かゆみにより皮膚を引っかくことで、細菌の感染が起こることがあります。
あせもには大きく分けて2種類に分けることができます。
水晶様汗疹
皮膚の表面の角層で汗菅が塞がることで発症します。
細かな水疱を生じますが、かゆみや赤み、痛みを伴わないことが特徴です。
紅色汗疹
表皮有棘層で汗管が塞がることで発症します。
赤い丘疹(ブツブツ)が生じ、痛みやかゆみが現れます。
あせもの症状
あせもは主に、「小さい水疱」「皮膚の刺激感」「かゆみ」を発症します。
あせもの治療方法
たけだ皮膚科スキンケアクリニックでは以下のようなあせもの治療をしています。
あせもの治療には、予防もかねたべたつかない保湿剤の外用と、必要に応じたステロイド外用薬や痒みを抑える内服薬を使用し、かゆみや赤みを早期に抑えます。
細菌の感染を伴った場合は、抗菌薬を内服します。
あせもを悪化させないための注意
あせもを悪化させないためには、日常生活で以下の点に気をつけるようにしてください。
- 汗をできるだけ肌に残さないようにこまめに拭くようにしてください。(なるべく絞った濡れタオルを使用して下さい)
- 汗をかいた場合は、早めにシャワーなどで洗い流すことも有効です。
- なるべく激しく汗をかかないように気をつけてください。
- ボディーパウダーや制汗剤などを用いてください。(合わないとかぶれることもあるので、注意してご使用下さい)
- エアコンや扇風機などを使用して、できるだけ激しく汗をかかない環境を作ってください。
- 暑い場所での長時間の作業や運動を避けてください。
- 綿素材のシャツなどを着用し、通気性や吸湿性を高めることも有効です。(化学繊維の衣類は勧めません)
- トウガラシや香辛料が多い食事など、刺激物の多量摂取を控えるようにしてください。
昨今では札幌のような寒冷地でも、夏場は気温と湿度が高くなってきており、あせもになりやすい環境になっています。できるだけ激しく汗をかかないように工夫していただくことが、あせもを悪化させないポイントとなります。