乾燥肌

乾燥肌とは？

乾燥肌は「ドライスキン」とも呼ばれ、皮膚の表皮が荒れてカサカサしたり、赤みをもって痒みや痛みを伴ったりする肌の状態のことを指します。入浴や摩擦等による皮膚への外的刺激や紫外線によって、皮膚の表面に傷がつき、皮脂膜が剥がれることで、皮膚内部の水分が外部へ逃げてしまうことが原因で起こります。

乾燥肌になる要因

乾燥肌になる要因として、以下のものが挙げられます。

• 季節（特に札幌市のような寒冷での暖房による乾燥しやすい秋冬）
• アレルギー体質（アトピー性皮膚炎など）
• 生活習慣（食生活、睡眠、ストレスなど）
• 入浴時などの摩擦刺激

特に秋冬の冷え込みが厳しい札幌市では、季節による乾燥肌にお悩みの方が多いのではないでしょうか。乾燥肌は、皮膚のバリア機能が低下しているため、細菌やウイルスが感染しやすく、他の皮膚疾患にかかる可能性も高くなります。乾燥肌は肌の黄色信号とも言えます。赤信号になる前に肌状態を改善するよう心掛けましょう。

治療について

たけだ皮膚科スキンケアクリニックでは、主に外用薬（保湿剤、ステロイド外用剤など）や痒みで引っかく場合には内服薬を併用して治療する他、日々の生活習慣の改善が重要だと考えています。乾燥肌になる原因は、患者様それぞれです。薬で症状を改善させるだけでなく、個々の原因に合わせた生活上で注意するべき点を、医師、看護師からお話して、健やかなお肌を長く維持していただけることを目標としております。